【ピストル】作詞・作曲 染谷知孝

曖昧なまま終わらせて チェシャ猫みたいに笑った
やけに大胆なポーズで
憂鬱な景色が続いて 気怠く壁にもたれた
この舌が奏でるワルツと

僕はきっと明日に腹が立つんだ

緩やかに許された皮膚の下で泡立つ記憶

ピストルが僕の手の中で冷たく凍りついたままで
雨の中震えて濡れて泣いている僕の頭を打ち抜いてはくれないんだ

手のひらをそっと這わせて 息をのむほどに痺れた
遠い記憶よりも向こうで

僕はきっと何かにのまれたいんだ

緩やかに許された皮膚の下で泡立つ記憶
ピストルが僕の手の中で冷たく凍りついたままで
窓打つ雨の滴に僕の顔は寂しく落ちる

撃ち抜いて

このピストルで

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